人生が豊かになる 禅、シンプル片づけ術
掃除とは、『心を磨く」ことです。
曹洞宗徳雄山建功寺のご住職 桝野俊明さんの本です。
年に数回しか行きませんが、お寺や神社に行ったとき、いつもの場所とは違ってなんだか空気が違うような気がします。清々しいというか澄み切った空気というか。
桝野さんがおっしゃるには禅寺では朝に夕に徹底して掃除をされるそうです。
そういえば、昔に見た時代劇などではそんなシーンもあったような気がします。長い廊下をぞうきんでお坊さんが拭いているとか落ち葉を掃き清めるとか。そんなシーンがなぜだか大好きだった記憶があります。
汚れたから掃除をするのではなく、「自分の心を磨くために」掃除をされているのだそうです。
あと、CMや映画でも気になるのは、何もない和室。障子を開けば、そこには季節の移ろう自然があります。なかなか自宅ではそうはいかないのですが、朝起きたときに窓を開けて、空気を吸い込むと季節の移り変わりが感じられます。今朝は残念ながら、雨でした。最近、雨になると、朝起きたとき、頭が重く感じられるようになりました。年をとったということなのか、気温や湿度や気圧に敏感になったということなのか、さて?
何もない和室を作るのは大変ですが、朝の掃除で、1日をさわやかにはじめられるとのこと。私は基本的に朝掃除をするのですが、徹底的にというわけではなく、ルーティンのようになっています。
まず、起きたら、カーテンと窓を開け、空気を入れ替えます。
そのあと、お弁当と朝ご飯の準備、朝ご飯をいただき、洗濯物を干します。
それからが、お掃除です。
ほこりをはたいた後、掃除機とクイックルワイパーで全部の部屋の掃除をします。
トイレと洗面所とお風呂は別です。
あと、気づいたら鏡やガラスを拭くとか、キッチンシンクを念入りにとかです。
でも、なかなか「心を磨く」ようにとはいきません。
明日は「心を磨く」ように掃除してみようかなと思います。
浴室とトイレには、仏様がいらっしゃいます。
掃除をすると日常の中にある真理が実感できます。
「掃除」と「悟り」には、深い関係があります。
シンプルになると、本来の自分を取り戻せます。
片付けると運が上がるのは当たり前のことです。
気になった項目です。
ありがとうございます。