シンプルな生き方
幸せな人だけが知っている シンプルな生き方
鈴木真奈美 著 PHP研究所
今年に入って、仕事をやめました。
地震もあって、新しい仕事を始めようと思い、通えなくなるからと何年間も続けていた体を動かす習い事もやめました。
新しい仕事を始めようとしましたが、心も体も固まってしまって、うまくいきません。
仕事に行く直前になると、眠れなくなったり、胃が痛くなったりするのです。
こんなんじゃだめだ。
がんばらないと。
前はあんなにできていたのに。
思えば思うほど、動けなくなるのです。
そうこうしているうちに、車の事故にあったり、ケガをしたりもしました。
そのときそのときは一生懸命考えて行動しているのですが、なんだか、自分のことなのに、うまくかみ合わないことが多くなってしまうのです。
自分でもどうしてこんなことになるのかわからず、これからどうすればいいのかとかなり落ち込んでいました。
ああ、うつってこういうことから始まるのかなと思ったりしました。
そんなときにこの本を読みました。
ピンチやトラブルが起こる3つの理由
*「何かが間違っている」「直したほうがいい」という、自然界のお知らせ
*春夏秋冬のサイクル
*ピンチのふりをした「大きなチャンス」
どれも当てはまるような気がしました。
以前も「なぜ私がこんなことになってしまうんだろう」と思っても、あとから思い返すと「このためにあのことがあったのね」と思うことが何度もありました。
だけど、渦中にいるときにはそんなこと考えられないのです。
必要以上に自分を責めたり、落ち込んだりしますが、「この時期は無理にがんばろうとしないこと」「無理にしがみつかずに『天におまかせ』
あれ。
そうなの。
それでいいの。
目からうろこが落ちました。
前後しますが、前のほうには
「しなくてはいけないこと」はなにひとつない
長いスパンで人生を見ると、「しなくてはいけないこと」「すべきこと」は、そもそも、ほとんどありません。
ほんとにそうだなあと思います。
ご飯作らなきゃ、掃除しなきゃ、洗濯しなくちゃ、送迎しなくちゃとか毎日毎日ドタバタしてますが、別にたった今やらなければいけないことはないんだなあと(いつかはしなくちゃいけませんが 笑)。
モノが捨てられない理由
片付けの苦手な人は、過去や未来のほうに意識が向きがちで、今の生活での「快」「不快」をないがしろにしているのです。
わたしは、将来のために準備しておかないと不安に思うタイプのようです。
急に必要なことがあるとあわてるため、前もって用意しておくというような。
子どもの将来のために、少しでも多く貯金しておかないととあせっているのかも。
でも、子どものためにといって、心や体を壊してまで働く必要があるの?
そんなの子どもにしてみたら、いい迷惑じゃない?
今は充電期間、そのくらい休めるように今までがんばって働いてきたんじゃないの?
ありがたいことにしばらく休んでいいよと言ってくれる家族がいます。
心を真っ白にしてこれからのことをゆっくり考えていきたいと思います。
心を大切にしたいから、ブログをはじめることにしました。
体を大切にしたいから、ジムに通うことにしました。
この本の言葉を忘れないように抜粋して書かせていただいておこうと思います。
大切なものを失うのは、大きな幸運が舞い込むサイン
「どんな時も、何があっても、宇宙は私を困らせない」
「大丈夫!最後は絶対、うまくいく」
「私は、幸せになるようになっている」
「私に起こることはすべていいこと」
あなたは、かけがえのない宇宙の一部なのです。あなたが本当に困ることは、本来、起こらないようになっています。あなたが心を閉ざさない限り。
シンプルに生きるとは、あなたの幸せに必要なものを見極め、心地よいものだけを残すことです。世間一般に合わせるのではなく。
人生には、手放すことでしか、開かれない扉があります。
たぶん、今この本にであえたことが「私は、幸せになるようになっている」
感謝感謝です。ありがとうございます。